革ジャンを買う、末長く着ていくその上で大切なことの一つが着心地ではないでしょうか。

今回は革ジャンの着心地について比較してみました。


①レザーの種類

まずその着心地に大きく変化をもたらすのが4種類展開している革の種類、その種類ごとに特徴をまとめてみました。

・COW HIDE (牛革) : マットなカラー、重さと硬さが一番である分、耐久性も随一。

・HORSE HIDE (馬革) : 光沢NO.1、耐久性と柔らかさのバランスがとれた革、カラー展開が豊富な点もホースの利点です。

・SHEEP SKIN (羊革) : 柔らかさNO.1、新品の時から身体にふわっと馴染むような感覚。

・RATLAND SHEEP SKIN (羊革) : 通常のSHEEPよりも耐久性と光沢がUP、しかしながらCOW,HORSEよりも柔らかいレザー


〜レザーごとの比較〜

・耐久性

COW > HORSE > RATLANDSHEEP > SHEEP

・硬さ

COW > HORSE > RATLANDSHEEP > SHEEP

・重さ

COW > HORSE > RATLANDSHEEP > SHEEP

・経年変化の速さ

SHEEP > RATLANDSHEEP > HORSE > COW


②ライニングの種類

ルイスのオーダーの際に選択できるライニングの種類は3種類です。

RED QUILTING x GOLD SATIN

ALL BLACK KNIT NYLON

SCOTISH RED TURTAN CHECK x BROWN SATIN

・生地のボリューム

RED QUILTING > SCOTISH RED TURTAN CHECK > BLACK KNIT NYLON

・フィット感

RED QUILTING > SCOTISH RED TURTAN CHECK > BLACK KNIT NYLON

・肌触りの良さ

RED QUILTING > SCOTISH RED TURTAN CHECK > BLACK KNIT NYLON

・同サイズ着用でのゆとり

BLACK KNIT NYLON > SCOTISH RED TURTAN CHECK > RED QUILTING




③スタッフ着用の感想

音島 一志 (441T , T.F. CYCLONE着用)

LEATHER : "TURQUOISE HORSE"

LINING : "SCOTISH RED TURTAN CHECK x BROWN SATIN"


私はカラーを希望していたのでホースレザーを選択しました。

カウレザーのジャケットを着用したこともあり、他スタッフのシープなども試着してみました。

そこでホースハイドのジャケットを改めて良いと思えたのは、独特のツヤ感

着込んでいくと変化してきます。

そしてバイクにも乗る自分にとっては、耐久性も欲しい、着やすさも欲しい………

わがままですが、この二つのバランスが取れているのがホースハイドだと思います。

そしてライニング

スコティッシュタータンレッドチェックは袖の内側はがブラウンのサテンになります。

ここでもまた、バランスのいいのがこの組み合わせかなと思います。

サテンの肌触りはニットナイロンよりもよく、袖通しがとてもスムーズです。

身頃はレッドキルトのようなボリュームがない分窮屈感がなく着やすい。

ナイロンよりも柔らかくしっかりとした生地なので柔らかさも兼ね備えています。

カラーに引かれたのも事実ではありますが、

私はホースハイドのライダースは"バランス"が取れた至高の一着であると思いました。

是非ご参考にしてみてください。


高山 樹生

LEATHER : RUTLAND SHEEP

LINING : BLACK KNIT NYLON

意見

街着をメインとして購入したので私は着やすさ重視でRUTLAND SHEEPにしました。軽くてレザーも柔らかいのでとても良いです。

SHEEPほどシボ感も無く、程よい光沢感もあるのでデザイン面もかなり気に入ってます。

コーディネートにも万能に着たいので BLACK KNIT NYLONでインナーのボリュームを落としました。

冬はパーカーなども着込めます!

ライダースとしてはもちろんですが、ファッションアイテムとしても優秀な一着です。


いかがでしたでしょうか。

4種類の革、3種類のライニング、(※カウレザー x スコティッシュタータンチェックの組み合わせは不可能となっております。) 

それぞれ特徴があり、お好みに合わせてオーダーするとより長く愛着を持って着ていただけるのではないでしょうか。

他ご不明点などありましたらお気軽にお問い合わせください。